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| レビューについて |
レビューに先立ちまして、まず宣言しておきます。 作品に点数をつけて評価をすることは、一般的には邪道と言われます。 作品への評価の仕方には、 様々な観点がありうる ということ。 そしてなにより、作品への評価は、 受け手との関係性で大きく変化する ことが理由です。 評価基準が多様かつ普遍的でない事柄に、数値という一元的評価は、 相性が悪いと言えましょう。 しかし、さまざまな作品を鑑賞することを趣味とされている方には、 今から叫ぶことに共感してもらえることと思います。 私たちは実に多くの作品に囲まれています 主に物語形式をとる媒体だけを考えても、 小説、漫画、ゲーム、映画……アニメやドラマなどもそうでしょう。 そしてそれら個々の作品の数も膨大であり、 面白いと思えるような作品とピンポンイントで出会うことは、非常に困難です。 そういう状況ですので、これは面白いぞと的確に伝達するためには、 諸要素を還元し、評価を一目瞭然のものとした方が良い と考えました。 というわけで、基準を複数として客観化を目指しながらも、 極めて主観的な評価となるだろう採点レビューを行います。 さらに、各作品ごとにページを設け、なぜそのような点数になったかを解説し、 レビューの充実を目指していきます。 また興味深い作品に関しては、各ページの下段の方で、 作品に対する研究・考察なども加えていきたいです。 しかし、忘れてはならないのは、それが極めて主観的ということです。 ですので、いくつかのレビューを見てみて、 私と感性が近いと感じられた方には、 このサイトのレビューは特に役立つものとなるかと思います。 逆に、私と感性が異なる方にとっては、点数の高い作品が必ずしも面白くない、 さらには、好みの作品が批判的に評価され、不愉快な思いをする。 ……ということもあるかと思います。 そこのところは、あらかじめお詫び申し上げます。 なお、認識している自身の傾向を説明しておきますと、 まず、とにかく テーマ性重視 ということが挙げられます。 それと、 細やかな心理描写のある人間ドラマ も大変好きです。 逆に、 必要以上に複雑な舞台設定 や 過剰に派手な展開 、 また 飾りとしてしか機能しないようなキャラ設定 などはあまり好きではありません。 というより言ってしまえば、薄っぺらな作品は苦手ということです。 特に妥当な評価から誤差を生じやすいだろう傾向は、 完成度をあまり気にしないことです。 どういうことかと言うと、 明確なテーマ性があり、それを表現するに的確な登場人物・舞台設定・背景があれば、 それが物語の中で表現しきれていなくても、高い評価を与えてしまう ということです。 私はとにかく、作品を鑑賞した後に、この作品とはなんだったのだろうか…… と考えることが好きなので、作品自体の完成度が評価から漏れがちです。 材料さえ与えられれば、自分で料理して食べてしまうというか…… これと並行して、 作品が描く以上のことを勝手に想像して評価に加えてしまう という、 レビューにおいて最も避けるべきこともやってしまいがちです。 これらのことに対処するため、まず意識して評価を是正するようにし、 さらに、作品の完成度も評価の基準に盛り込むようにしようと思います。 なにはともあれ、このレビューサイトが、閲覧してくだ下さる方と作品との、 良い出会いのきっかけとなれればいいなぁ〜……などと思っております。 |